
製品名:
FLINT(第1世代)
概要:
トレモロ&リバーブ
価格:
オープンプライス
参考価格帯:
ー
JAN:
4560347887413
Vintage Tremolo & Reverb
トレモロとリバーブの魅惑的な組み合わせは、ギター・エフェクターの創世記を飾るに理想的なコンビネーションでした。これらのエフェクターは1960年代のアンプに初めて搭載され、この耳に快い組み合わせは初期のサーフ・ミュージックを筆頭に、アメリカ南部のブルース、マカロニ・ウェスタン、フィルムノアールのサウンドトラック、近代インディーズ・ロックなど、数え切れない数のレコードやライブに彩りを添えました。
我々はその歴史を知り、このコンビネーションをスタジオ・クオリティーのエフェクターとして忠実に再現することを決意しました。気に入ったクラシックのトレモロやリバーブ回路の複雑な音の特性やトーンの相互交錯を調査し、細部まで私たちのアルゴリズムに拘り、作成しました。FLINTはSHARC DSPの演算力を最大限用いて、真のディテールまで再現しています。
FLINTは、8種類のコントロールで、トレモロやリバーブのソニックキャラクターが細部まで調節できます。派手でパルス的な揺れから鳴り響く感じ……アンビエントまで、幅広い音作りが可能です。各エフェクト・セクションにそれぞれトゥルー・バイパスのオン/オフスイッチを搭載し、入出力部にはクオリティーの高いアナログ・セクションを採用しました。音楽史に刻まれたサウンドを簡単にペダルボードに納めて使って頂けるようにデザインしました。
トレモロとリバーブの魅惑的な組み合わせ
FLINTには個性ある3種類のトレモロが搭載されています。各トレモロの特徴は、関連情報欄の「技術白書」を参照してください。
ハーモニック・トレモロは、1960年代序盤のチューブアンプにしか搭載されなかった希少な種類です。低域と高域が交互に強調される2バンドのフィルターエフェクトが特徴的でした。その結果、交互に強調される周波数による滑らかなフェイザーのような、緩やかなパルスのトレモロ効果を生み出します。
パワーチューブ・トレモロは、LFO信号がプッシュプル出力ステージのバイアスに直接干渉します。LFOをバイアスに接続するとパワーチューブへのバイアス電流が上下し、ゲインが上下します。これが交互に起こることにより、トレモロの効果を生み出します。トレモロのボリュームがゼロに近づき、真空管の動作が止まる瞬間に発生するクロスオーバー・ディストーションが発生します。その反対に最大ボリュームに近づくと、ハーモニック・ディストーションが発生します。また、最大出力時の電源の落ち込みもパワーチューブのバイアス・ポイントに影響します。これら全ての要素が全て絡み合い、トレモロの「汚れた」サウンドを作り出します。
フォトセル・トレモロは、60年代中期のアメリカ製アンプに搭載されていたフォトセル・トレモロを忠実に再現しました。フォトセル・トレモロはLDR(光依存性抵抗)を使用して、入力信号のレベルをコントロールします。LDRはLFOに接続された豆電球とセットで使われます。LFOが発振すると豆電球の光度が変わり、LDRの抵抗値を変化させます。この抵抗とインピーダンスの変化が信号のレベルに影響を与え、両レベル間を矩形波のように激しく変化させる、「ハード」なトレモロ・サウンドを生み出します。
FLINTには個性ある3種類のリバーブが搭載されています。各リバーブの特徴は、製品情報欄の「技術白書」を参照してください。
スプリング・リバーブは、ビンテージアンプに使われていたフルサイズの2スプリング・タンクを再現しました。スプリング・タンクは異なるディレイ・タイムを発生し、複雑でスムーズな残響音とリバーブ特有の周波数特性を生み出します。スプリングへの入出力には真空管回路が使用されており、電気信号をスプリングを揺らす機械的信号に変換し、再び電気信号に戻す方式を採用しています。
エレクトロニック・プレート・リバーブは、初めて作られたデジタル・リバーブを忠実に再現しています。この驚異のハードウェアは、マルチディレイラインをパラレル配列したハードウェアで、各ディレイには複数の出力があり、フィルター信号が入力に帰還されていました。その結果、複数のパラレル出力タップによる密度の高い残響を短い時間で素早く作り出すことができ、リッチでスムーズなサウンドが得られます。
ホール・ラック・リバーブでは、ノスタルジックな80年代終盤のラック型デジタル・マイクロプロセッサー・リバーブを再現しました。当時は、限定された処理能力でありながら、ディレイ&全帯域パス・フィルター、ローパス・フィルターの効率の良い直列ループでリバーブサウンドを作っていました。ディレイ・ラインを変調して、リバーブの密度を上げたり、温かさをサウンドに加えていました。このホールリバーブは、アーリー・リフレクションの後に、ゆっくりと積み上げられて行く密度の高い残響音が特徴です。
'80s リバーブでDecay量を最大にすると、シンセサイザーのようにサスティーンの長いホールリバーブが可能です。
サウンドクリップはバイパスで始まり、0:12からエフェクトがスタートします。クローズマイク(MIC DISTANCEが低い設定、マイクがスピーカーに近い設定です)に適度なドライブ(PREAMP DRIVE)を加え、ドライブを最大まで増加させています。「唸り」ステレオスイープに合わせて、スロー/ファーストともにそれぞれプリセットされています。
‘61sハーモニック・トレモロと’60sリバーブの組み合わせです。ビンテージのコンボアンプと同様「リバーブ→トレモロ」の接続順です。アップテンポのスライド・プレイにマッチした太い音をハーモニック・トレモロが作り出し、低めの「Mix」設定のリバーブが音に深みを加えます。
リアルタイムのスピード調節:エクスプレッション・ペダルで「Speed」をリアルタイムでリモートコントロールすると、ユニークなサウンドが得られます。‘61sハーモニック・トレモロと’70sリバーブのコンビネーションです。「Speed」は9時~12時の間に設定しています。
フェイザーのような効果:'61sハーモニック・トレモロの特徴である緩やかなフェイザー効果が聴き取れます。このサンプルは、’70sリバーブ→トレモロのルーティングですから、リバーブの響きは減衰時に途切れ途切れのサウンドになります。
無限ディケイ:'70sリバーブの「Decay」をmax辺りに設定します。 ‘61sハーモニック・トレモロの「Intensity」はゼロに設定されており、0:47〜は12時に変更されています。
緩やかな鼓動:‘61sハーモニック・トレモロの緩やかなフェイザー効果を聴き取って下さい。このサンプルは’70sリバーブも使用しています。
静寂:'80sリバーブを非常に長く緩やかなディケイに設定しています。0:26から ‘61sハーモニック・トレモロがオンになります。(接続:'61 Harm→’80 rev)
スワンプ・チャイルド:’60sリバーブ→‘63sチューブ・トレモロをルーティングして、クラッシックなチューブコンボを再現しました。
‘63チューブ・トレモロの「Intensity」を最大に「Speed」を遅く設定すると、眠りを誘うような催眠パルス・サウンドが生まれます。トレモロのエンベロープを広げるため、’60sリバーブを先にかけています。
速いピッキング3:速いフィンガー・ピッキングのアクセントを強調する為に「Speed」を高めに、「Intensity」を低めに設定します。 ‘63sチューブ・トレモロ→’60sスプリング・リバーブの接続が、サウンドを太く変えます。
「Intensity」を中程度に、「Speed」を早く設定した‘63sチューブ・トレモロが、サウンドにノリを加えます。トレモロの効き具合を強調するため、トレモロの前に’70sリバーブを接続しています。
サウンドにトレモロ効果を加える:「Decay」を最大に設定にした’70sリバーブ→‘63チューブ・トレモロに接続しています。トレモロの「Intensity」は最初ゼロに設定され、途中で最大に変更して、再びゼロに戻しています。その間、リバーブがサウンドを保持します。
穏やかなチューブ・パッド:マイルドな‘63sチューブ・トレモロと、長い「Decay」タイムの’80sリバーブを組み合わせると、穏やかで神秘的な雰囲気を生み出すことができます。
’80リバーブをハイ「Mix」でロング「Decay」タイムに設定し、‘65フォトセル・トレモロにルーティングすると、荒れ狂った、壁のような分厚いサウンドが得られます。
’80sリバーブ→‘65フォトセル・トレモロにルーティングすると、ミステリアスでムーディーなサウンドが生まれます。
お婆ちゃん好みのサウンド:お婆ちゃんは良いメロディーの曲が大好きでした....。’70sリバーブ→‘65sフォトセル・トレモロをルーティングすると、メロディーに色気が加わります。
スピードの変化:‘65sフォトセル・トレモロ→艶っぽい’70sリバーブにつなぎ、「Speed」を9時〜12時〜3時、そして最大〜最小の順番で変化させています。
夢うつつの ‘80sフォトセル・トレモロ:’80sリバーブと‘65sフォトセル・トレモロを組み合わせ。夢の中を徘徊するようなサウンド。0:31で「Intensity」は最小に、最後には再び高い設定に変更されています。
FLINTは、表面上の5つのノブ・コントロール以外に、2nd ファンクション・コントロールが存在し、TremoloとReverbそれぞれのブースト or カット(±3dB)や、TremoloとReverbの接続順を入れ替えることが可能になります。2nd ファンクションは、両方のフットスイッチを押しながら各ノブを回すことで操作可能となります。
入力信号(ギター信号等)はAD変換されず、アナログのままディレイ信号とミックスされます。アナログ信号パスは、内部で昇圧されたアナログ専用電源を用いた高級HiFiレベルのミキサー回路を採用。原音が損なわれることはありません。
インプットは、本体内のジャンパー・スイッチによってモノラル/ステレオ(TRS)を切り替えることができます。アウトプットには、モノラルのアンバランス端子が、左チャンネル、右チャンネル用にそれぞれ用意されています。ギター用のステレオ・エフェクターとしてはもちろん、+4dBの信号にも対応しておりますので、ミキサー卓のインサートに接続してラック型エフェクターと同様に使用することができます。
EXP入力を使えば、外部から様々なコントロールをすることができます。エクスプレッション・ペダルを接続した場合は、5つのノブ・コントロールから1つにアサインして、リアルタイム・コントロールすることができます。TAP FAVORITE スイッチを接続した場合は、お気に入りの1プリセットを呼び出すことができ、TAPテンポの入力が行えるようになります。

トレモロの強さを調整します。
TREMOLO BOOST / CUT:トレモロ音のブースト/カット(+/-3dB)
トレモロの速さを調整します。
TAP SUBDIVISION:TAPテンポの設定をします。
原音とのミックスを調整します。
REVERB BOOST / CUT:リバーブ音のブースト/カット(+/-3dB)
リバーブの減衰スピードを調節します。
EFFECT ORDER:トレモロ/リバーブの接続順を変更します。
リバーブ音に色づけをします。
トレモロ・タイプを切り替えます。
リバーブ・タイプを切り替えます。
トレモロ単体のON / OFFを切り替えます。
リバーブ単体のON / OFFを切り替えます。

楽器レベルおよびライン・レベルの信号を入力することが出来ます。入力インピーダンスは、1MΩのハイ・インピーダンスです。また、本体内部のジャンパー・スイッチによって、モノラル入力/ステレオ入力(TRS)を切り替えることができます。
モノラルのアンバランス端子が、左チャンネル、右チャンネル用にそれぞれ用意されています。ギターアンプのINPUTやエフェクトループ、さらにはライン・レベルの信号にも対応します。出力インピーダンスは100Ωです。本機をモノ使用する場合はL出力からアンプやミキサーに接続します。
エクスプレッション・ペダル入力には、以下の外部ペダルが接続可能です。
ステレオ入力が使用可能です。INPUT端子には、TRSステレオ端子が採用されています。工場出荷時の設定ではモノラル入力として動作しますが、本体内部のジャンパー・スイッチを切替えることで、ステレオ入力に切り替えることができます。ジャンパー・スイッチは裏蓋を外した中にあります。ステレオで入力する場合には、TRS ステレオ入力用ケーブル(Y字ケーブル)を使用してください。
9VDC(センターマイナス)250mA以上の電源を使用してください。
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